土質基礎に関する「コスト縮減」技術報告会で発表します


1月25日(金)に北海道大学学術交流会館において「土質基礎に関する『コスト縮減』技術報告会」(主催:北海道土木技術会土質基礎研究委員会)が下記のとおり開催されます。

最近の土木事業には、国や地方の財政再建に関連したコスト縮減がこれまで以上に求められています。国土交通省の公共事業コスト構造改革プログラムでは、事業のスピードアップ、計画・設計から管理までの各段階における最適化、調達の最適化を挙げて、工事コスト縮減の取組が行われています。

技術報告会は、このような情勢を受け、コスト縮減に関する情報交換や資料収集の場を提供する目的で開催されるものです。寒地地盤チームから、佐藤厚子主任研究員が発表します。

皆様の参加をお待ちしています。

日時:
平成19年1月25日(木)13:00〜17:40
場所:
北海道大学学術交流会館 1階小講堂(札幌市北区北8条西5丁目)
費用:
無料
申込み、問合せ先:
(株)ドーコン地質部 高橋秀彰
Tel:011-801-1570  Fax:011-801-1571 E-mail:ht1470@docon.jp
※ 参加ご希望の方は平成19年1月15日(月)までに上記へメールかFaxにて、所属・氏名・連絡先をご通知ください。

プログラム:

1.開会挨拶(13:00〜13:10)

土質基礎研究委員会委員長 三浦 清一(北海道大学大学院)

2.技術報告

a.セッション1 (13:10〜14:40) 座長: 小野丘(北海学園大学)

a-1 火山防災地域における無人化施工の事例
松山正幸、八木一善、岡本恭也((株)地崎工業)
a-2 連結鋼管矢板工法の橋脚井筒基礎への適用
菅野友紀、田村博邦((株)竹中土木)、 西山嘉一((株)データ・トゥ)、稲積真哉、木村亮(京都大学)
a-3 コスト縮減を目的としたGCCP工法の開発
林宏親((独)寒地土木研究所)、橋本則之、小飼喜弘、井戸口清孝、飯田清((株)不動テトラ)

b.セッション2 (14:50〜16:20) 座長: 稲直美((有)地盤工房)

b-1 すき取り物によるのり面緑化工法
佐藤厚子、西本聡、泉澤大樹((独)土木研究所寒地土木研究所)、西村克弘(北海道開発局帯広開発建設部)
b-2 地盤改良で発生する汚泥の利用事例
斉藤力、渡邊將人(丸彦渡辺建設(株))
b-3 原位置せん断摩擦試験(SBIFT)の紹介 −地質調査からのコスト縮減−
斉藤和夫、作田一之(基礎地盤コンサルタンツ(株))

c.セッション3 (16:30〜17:30) 座長: 伊藤慶司(北海道土質コンサルタント(株))

c-1 岩盤路床の凍上性判定法合理化によるコスト縮減
坂本多朗、伊東佳彦、日下部祐基((独)土木研究所寒地土木研究所)
c-2 環境を配慮した凍土造成の可能性とコスト評価
吉田聡志、伊豆田久雄((株)精研)、小野丘(北海学園大学)

3.閉会挨拶(17:30〜17:40)

技術小委員会委員長 田中 洋行(北海道大学)

(敬称略)



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