「第15回 土と基礎に関する若手勉強会」を開催しました寒地地盤チームでは、9月18(木)〜19日(金)に「第15回土と基礎に関する若手勉強会」を開催しました。今年は『不良土・軟弱地盤対策』をテーマとして、現場で不良土改良や軟弱地盤対策に携わった経験を持つ10名の若手技術者が発表しました(北海道開発局:9名、寒地土木研究所道央支所:1名)。さらに道央支所から2名、道北支所から2名が加わり、活発な議論が行われました。 発表者は、現在または過去に経験した調査・設計・工事・維持業務の中で、問題となった点や工夫、解決したこと、解決に至らなかったことなどの具体的事例、あるいは工事全般において日頃抱いている素朴な疑問など、議論したい内容をまとめ当チームに提出します。それを全発表者および当チームの担当者が事前に目を通し、質問や意見を提出します。発表者はその意見をもとに発表内容を組み立て発表に臨みます。したがって、事前準備が大変ですが、この時点で自分のテーマについてかなり理解が深まっているはずです。まさに勉強会と言えます。 本勉強会では優れた発表を行った発表者を表彰しています。これは、発表の分かり易さや質疑に対する応答などを審査し、今後の発表技術の向上につながることを期待するものです。日頃、人前で発表する機会が多いのか、発表者のプレゼンテーション能力は非常に高く、審査が難航しました。発表者と表彰者は以下のとおりです。 ■発表者
今回の勉強会を機会に寒地地盤チームの研究業務に興味を持っていただくとともに、普段の業務の問題解決のお役に立つことがあれば幸いです。来年度の参加をお待ちしております。 [▲寒地地盤チームTOP] [▲寒地土木研究所TOP] |