平成21年5月28日にJGS会館(東京都文京区)で「第51回地盤工学会通常総会」が開催され、寒地地盤チームの林宏親主任研究員が、「地盤工学会誌」年間優秀賞を受賞しました。受賞対象は、「泥炭地盤の圧密沈下とその予測(平成20年9月号掲載の報告)」です。
この賞は、(社)地盤工学会「地盤工学会誌」の1月号から12月号までの1年間に掲載された総説・報告などの中から、汎用的で実務性・新規性を持っており、わかりやすく有益な情報を与えるものなどの観点から、最優秀賞1編と優秀賞2編が選考されるものです。 受賞文は、北海道などの寒冷地に広く分布し、粘土などと比べ特異な挙動を示す泥炭地盤の圧密沈下について、道路の沈下実測値や実際の維持管理コストなどの貴重なデータを基に、沈下予測の現状とその精度および新しい沈下予測手法などを報告しています。
表彰状と盾
授与式の様子(左は地盤工学会 浅岡顕会長)