平成15年十勝沖地震 現地調査報告(速報)

河川堤防の被害状況

北海道開発土木研究所 土質基礎研究室
北海道開発土木研究所 環境研究室


 当研究室では、被害状況の把握および今後の復旧作業の技術支援に資する目的で、現地調査を実施しました。
 調査の概要は以下の通りです。

日 程: 9月29日(月)〜10月1日(水)
場 所: 帯広方面
調査者: 土質基礎研究室: 西本聡室長、佐藤厚子主任研究員、林宏親主任研究員、渡邉栄司研究員
環境研究室: 喜澤一史研究員
目 的: 築堤の被害調査

 

調査番号 河川名 地先名 調査地点 (河口からの距離KP) 被災概況 1993年 釧路沖地震時の被災の有無
(1) 十勝川 豊頃町統内 32.2km 堤防天端に亀裂。 あり
(2) 十勝川 豊頃町大津 2.9〜3.6km 堤防堤内側に複数の亀裂。堤防堤外の法尻に液状化の痕跡を確認。 300m(小規模)
(3) 十勝川 浦幌町 トイトッキ 9.0km付近 堤防天端に亀裂。 あり
(4) 十勝川 浦幌町 幌岡 15.0km付近 堤防天端・堤防堤内側の法面に亀裂。 あり
(5) 十勝川 豊頃町旅来 10.8km   なし
(6) 十勝川 豊頃町旅来 13.2km   あり

 


※本報告は、担当研究室の責任において作成しました。他機関へのお問い合わせはなさらないようにお願いします。
※本報告の内容を、無断で転載しないでください。
※調査の実施にあたって、国土交通省北海道開発局および北海道開発土木研究所の関係各位には、ご協力を頂きました。厚くお礼申し上げます。

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