寒地地盤チームの橋本聖主任研究員が、平成31年3月18日付けで、北見工業大学大学院寒冷地・環境・エネルギー工学専攻の博士後期課程を修了し、博士(工学)の学位を授与されました。学位論文の題目は、「積雪寒冷地環境における地盤改良および補強土工法の設計・施工・維持管理方法に関する研究」です。
本研究は、泥炭性軟弱地盤における経済的な地盤改良方法(グラベル基礎補強併用低改良率地盤改良)の改良効果を取りまとめ、設計法の提案を主に行ったものです。本研究によって、経済性に優れ高い改良効率を持つ「グラベル基礎補強併用低改良率地盤改良」が、泥炭性軟弱地盤対策技術として確立したと言え、泥炭性軟弱地盤上の建設プロジェクトの経済的な実施に貢献することが期待されます。