施設紹介

遠心力載荷装置

遠心力載荷装置は、アームを回転させることにより発生する遠心加速度を利用し、室内模型実験では再現することのできなかった地盤や盛土の実物大の重さを再現するものです。これにより、実物と同じ変形や破壊挙動を得ることができます。また、加振装置を用いることにより地震時における地盤や盛土の挙動を観察することができます。

計測制御システム

遠心力載荷装置の操作、ビデオ・カメラ撮影、計測器からのデータ収録を集中管理します。

遠心力載荷装置を用いた主な研究

  1. 泥炭性軟弱地盤上盛土の地震時安定についての研究
  2. 火山灰質地盤の液状化および杭基礎の地震時安定についての研究
  3. 積雪寒冷環境で変状した補強土壁の健全性評価についての研究

苫小牧施工試験フィールド

寒地土木研究所の施工試験フィールドは、苫小牧市街から東に1.5Km程の苫小牧市柏原国道235号南側に位置します。寒地地盤チームでは約25,000m2の敷地で主に凍上試験およびアスファルト廃材の有効利用に関する野外実験を行っています。


グラウンドアンカーの凍上対策に関する試験施工

苫小牧施工試験フィールドを用いた主な研究

  1. 凍上についての研究
  2. 路盤の品質管理についての研究
  3. アスファルト廃材を用いる盛土についての研究
  4. のり面緑化についての研究

施工試験フィールドとその周辺

施工試験フィールド全景

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