遠心力載荷装置は、アームを回転させることにより発生する遠心加速度を利用し、室内模型実験では再現することのできなかった地盤や盛土の実物大の重さを再現するものです。これにより、実物と同じ変形や破壊挙動を得ることができます。また、加振装置を用いることにより地震時における地盤や盛土の挙動を観察することができます。
遠心力載荷装置の操作、ビデオ・カメラ撮影、計測器からのデータ収録を集中管理します。
寒地土木研究所の施工試験フィールドは、苫小牧市街から東に1.5Km程の苫小牧市柏原国道235号南側に位置します。寒地地盤チームでは約25,000m2の敷地で主に凍上試験およびアスファルト廃材の有効利用に関する野外実験を行っています。