寒地地盤チームの江川拓也研究員が、令和2年9月25日付けで、北海道大学より博士(工学)の学位を授与されました。学位論文の題目は、「火山灰質地盤における杭基礎の耐震性評価技術および耐震補強技術に関する研究」です。
本研究は、主に北海道の火山灰質地盤の液状化特性・地震時力学挙動を考慮した道路橋杭基礎の耐震性評価技術および耐震補強技術の提案を行ったものです。本研究によって、火山灰質地盤の液状化挙動と杭基礎との相互作用を表現できる数値解析のモデル化手法および合理的な道路橋杭基礎の耐震補強技術が提案され、今後の巨大地震での減災に大きく貢献することが期待されます。